フォト備忘録

思いつくまま

古い曲木の椅子

だいぶ昔に骨董品屋で買ってきた曲木の椅子です。

以下は当時、この椅子を3Dキャドで再現してみようと試みた記録です。

当時は、まだ2Dが主力で家具で3Dというのは、あまりなかった

かもしれません。四苦八苦してトライした昔の思い出です。

下の画像ですが、後ろ脚の曲木がいいですね。

この椅子をCADで再現するために、それぞれの部品の実測をしました。

つまり部品を、3Dキャド上で改めて、組み立てるということです。

アームと背のパーツのデーターです。一体としてとらえてます。

CADなので寸法は必要ありません。

座枠です。これも曲木ですが、実際はもちろん継いでいます。

座の後方で、スカーフジョイントしてます。

後ろ脚、前脚、補強パーツも実測します。

これらをCAD上で組み立てます。

上図のような事です。隙間なく組み立てるために、結構頑張ってましたね。

脚の「ほぞ」は実際は円柱だと思います。

アーム下の支え材の、大きなアール部分は実際には直線部はないです。

だいぶ四苦八苦してましたね。

上図は、組み立てた状態のアイソメ図です。

上図は、3Dで組み立てたものを、2Dの三面図におこしたものです。

つまり完璧な原寸図ができたわけです。

普通は、まず原寸図があって、そこから部品図を起こして組み立てるわけですね。

経験的には、きっちりと原寸図どうりの椅子をつくるのは難しいことです。

3Dキャドで、四苦八苦した昔の思い出です。

 

訓練校で製図の講師

2000年から2018年まで東京都立品川技術専門校というところで

製図の講師をしてました。その時に作った教材用図面が出てきました。

課題の「小抽出し」の授業用に作った図面です。

下図は完成アイソメ図です。

原寸制作図の正面図と側面断面図です。

平断面図です。

部品図

組み立てアイソメ図です。

次は検定試験用の「花台」の図面です。

試験の際は別図(寸法変更)です。下は完成アイソメ図です。

 

二点透視図の説明図です。こんなこともやってたんだなあ

 

 

 

 

 

 

 



昔々の椅子

三重塔の流れで、やはり方眼紙に書いてみた昔の椅子

左右が微妙にシンメトリーでないところがクラシックらしいです。

背の傾斜が大きいなあ

平面図は複雑なので結構省略です。

座るという機能に対して、装飾の割合が過多ですよね・・でも独自の世界がいい・・・

三重塔

15年位前に書いた三重塔の図が出てきた。

方眼紙に手書きで書いたものです。当時は視力も根気もあったようです。

その頃はCADで図面の仕事をしていたので、手書きで書いてみたかったのです。

 

ラジオ受信料?

NHKのラジオ受信料って、どうなってるんだろうか?

ラジオ放送も当然、お金が必要ですよね。

NHKでは、テレビ受信料は徴収してるけど、ラジオ受信料など聞いたことがない。

そこでNHKに聞いてみたところ「テレビ受信料に含まれている」との事でした。

昨今、NHK受信料に対しては、いろんな議論があるようです。

テレビの所有のあるなしに比べると、ラジオの所有の有無は、だいぶ少ないのでは?

「テレビを所有してる人は、すべからくラジオ受信料も払いなさい」ということか。

なんか気になる・・・

 

 

 

 

近所の床屋さん

いつもお世話になっている床屋さん

古いけど綺麗で静かで丁寧な床屋さん

私の、ちょっとしかない髪を、まるで盆栽みたいに

念入りに切ってくれる。

ふと気が付いた消毒用の容器に、思わず写真を取らしてもらった。

古い物を大事に使っている存在感・・・いいよね!

奥から、ご主人が手招きしている、蒸しタオル用の大きな窯があるのでみてください。

普段は見えない奥の部屋に大きな物体が・・・機能に対しては仰々しい存在感。

 

古寺の梵鐘を思わせる緑青・・・大切に大切に使っている。

お会計のレジスターが、これまた古いものなんですよ。

非常にきれいに使っているので、みんな気が付かないくらいです。

裏側の、お客側の表示の位取を見てほしいと、ご主人に言われ、「おー!」

どっこい生きてる・・・ちゃんと生きていこう。